頑張りすぎは逆効果?

日常

何か辛いことがあっても、大変なことがあっても、普通だったらそこで投げ出すなんてできない状況がほとんど。
大人になればなるほど、様々な責任も背負っているし、途中で音を上げるなんて許されることではないのかもしれません。

でも、心と身体には必ず人それぞれに対応出来るキャパシティーがあるから、その限度を超えてまで頑張り耐え抜くことは命を削ることと同じです。
辛くても限界を超えて頑張れば、周囲は

「〇〇ならやっぱりできるんだ!」と思うし、
それが続けば、「それが普通。できて当り前!」と思うようになる。
自分も本当は辛くてもう止めたいけれど、そんな様子は一切見せずに期待に応えなければ!と必死に頑張っていると、ある臨界点まできたとき一気にその反動が現象として溢れ出てしまいます

残念なことに、そこまでいかないと周囲は気付いてくれません。
言葉で辛い、嫌だと漏らしても、やるべきことをこなしていれば甘えているだけ!と思われ、事の深刻さを理解してはくれないのです。

本当にダメなときは…

ですから、無理矢理に頑張ったって、心身まで壊れてしまったのでは何にもなりません。
ただ頑張ることが何事も良い!とは言えない状況だってあります。
ここで投げ出したらみっともない!という思いと、無責任!と周囲から思われることがあったとしても、自らの心身を守ることの方がずっとずっと大切なんじゃないか?と思うのです。

心の強さ、身体の強さはみんな違いますからね。
だから、本当に逼迫しているなら限界を迎える前に倒れてしまった方がいい
無理をしても、迷惑をかけないようにと必死で耐え続けることは逆効果です。
あの人はできても、自分には乗り越えられないことだってあるし、自分には容易いことでも、あの人にとったら苦痛なこともあるんです。
全ての人を一緒くたに考えるなんてできません。

真面目な人ほど自分自身にストップをかけることを良しとはしませんから、
やらなきゃ!もっと頑張らなきゃ!って益々自分を追い込んでしまっています。
確かにその気持ちは立派だけれど、時には自ら止まる選択も必要ですよ。
その後の影響を考えれば非常に勇気の要ることですが、自分の心身が今後も続いていくことを最優先に考えてほしいと思います。

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