その時が来たらちゃんと結果する

どんなに自分が求めてもなかなか手に入らなかったり、理想のものや人に出会えない時があります。自分は手に入れたいその何かを求めて一生懸命に努力し行動していますが、一向にその縁が生じないと心が折れそうになるほど辛くて悲しくなりますね。
そんなときの乗り切り方として、知っておいてほしいことがあります。

運の盛衰

人の運は、プラス傾向とマイナス傾向のアップダウンを繰り返しながら9年周期で動いていて、さらに過去の方位履歴や様々な要素が加わることで複雑に現在運が出来上がっています

そのため、市販の暦をご覧になっても、その内容とご自身の現状とが全く合っていないことから気学を懐疑的に捉えられてしまうこともありますが、ネットや書籍などにも載っているような9年周期の自運判断のみでは運のごく一部しか把握できないことをご理解いただけたら幸いです。
仮に同じ生年月日であっても運は全く違いますし、むしろ、市販の暦通りの現状運である人の方が少数ではないでしょうか。

そんな事情がありまして、実際の運の盛衰は千差万別で流布している内容通りではありませんが、どんな人にも必ず運の波はあります。
そして、自運がマイナスに傾いている時や、過去の使った方位が出る節目になった時は、冒頭のような縁が生じにくく不如意を感じやすい時期になるのです。

衰運期を乗り切る

上記のような衰運期は、自分の力が落ち込むために、気持ちは頑張ろうとしても何となくやる気が出なかったり結果に繋がらない…、そんな不調の時期といえます。
公私を問わず、自ら積極的に働きかけても満足できる縁ではなかったり、表面上は良さそうにみえても実際はそうでもなかったりとミスマッチが起こりやすいものです。

衰運期にも色々と段階があって、特にどん底のような時期には頑張ろうとしても体力・気力を消耗する割に結実しづらく、そんな時は無理をしてまで動かずに不調が通り過ぎるのをじっと待つ方が賢明です。

ただ、時を待つ。といっても、言葉で言うほど簡単ではありません。
気持ちは焦っているのに前に進めない。
時間調整をさせられているような歯痒い期間は、自分の忍耐力や器が試されているようでもあり非常にしんどいのです。

そんな期間が過ぎるまで、じっと待つだけでは精神的に参ってしまいますから、ぜひ情報収集をしたり、勉強をしてみたり、自分磨きをしたりと、気持ちを少し別方向に向けつつ、動き出すチャンスが来たときには真っ先に行動できるよう準備しておくことが大切です。

運がいい人とは、その時が来るまで待てる人です。

盛運期なら何でも大丈夫?

長がった低調期間を脱して盛運期に突入すると、目的達成への気持ちも高まり、いよいよ行動時期が始まります。
そこでもう一度見直したいのが、目的に無理はないか?妥当か?ということなのですが…、

いくら準備したといっても、あまりにも高望みした目標だったり分不相応なことは、縁が生じる(授かる)以前の話で道を逸脱しております。
そうした道を外した生活を続けていると、忘れた頃にちゃんとそのツケを払わされるような現象が必ず起きますから、自然界は本当に上手くできているなぁと関心すらしてしまうのです。

不思議なことですが、縁は必ずその人に相応しい、釣り合いのとれた物・人・場所…との出会いが生じるようになっているため、過分な願いは叶いません。
自分に見合った無理のない目的に向かって努力を継続していくことが大切です。
結果的に、自分に授かったものが今の自分に1番必要なものってことなんですね

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