勝負と運!五輪選手も運に振り回される

日常

17日間の熱いパリ五輪が終わり、パラリンピックが始まりました。
パリ五輪ではメダル獲得数が過去最多を更新し、選手の皆さんの素晴らしい活躍により大きな感動がありました。
その反面、開幕し蓋が開いたら…えっ!?と驚くような話題がいくつも出てきたり、青天の霹靂と言うような不可解な判定が続出するなど後味の悪さも記憶に残り、正に両面が出た印象です。

五輪の場でも今年の世相(三碧)がはっきりと出ていましたが、パラリンピックでも選手の皆さんが存分に活躍され、素晴らしい大会になることを祈りたいと思います。

ということで、本日は五輪を観ていて感じた【勝負と運】について触れていきたいと思います。

私はスポーツが無知ゆえ、各競技のルールや詳細はわかりません。
ただ、素人ながらにも不運が重なってしまったように思えた選手も沢山いたな…と(海外選手も含め)、五輪を観ていて感じたのです。
何年もこの大会のために全てをかけてきたにも拘らず、一瞬で苦難に阻まれる姿は、観ている方も非常に心苦しくなるものです。

神様の意地悪がなければ、もっと結果を残せていたかもしれない…。」
なぜ、今こうなるんだ…。運が悪すぎる…。」
と感じた選手も少なからずいたのではないでしょうか。

しかし、非常に苦しい状況でもべストを尽くされている姿を見ると、選手の皆さんの凄まじい精神力がどれほどのものか感心せずにはいられません。


人生には、どうして?なぜ??と理解が追い付かないような辛い出来事がしばしば起こります。

今回の五輪のように、結果が全ての世界では、結果を残せなければ全て自分にその原因を求めるのは仕方がないことですが、努力の裏側で運が影響していると知ることも大きな意味があります。

なぜなら、【運】を理解すれば自分の不運にも納得することができ、こうなるのは仕方がなかったんだ…、やむを得なかったんだ…と腑に落ちることが出来るからです。
また、ただ自分を責めるよりも運と気学を知ることで、逆に運を改善し活かすチャンスも生まれるからです。

選手の結果が振るわないと、観戦していた側は言いたいようにSNSでつぶやく。
日本だけでなく、世界においても選手への誹謗中傷が大変大きな問題になっているようです。

「努力が全てだ!努力が足りないから負けたんだ!」「勝てなければ要なし!」
というような心無い言葉に、必要以上に自分を責めてしまうこともあるでしょう。

でも、結果が振るわなかった原因の全てを努力不足と一蹴する人たちに知ってもらいたい。
どんな人であっても、我々の起こす行動選択や結果の全てに個人運が絡んでいることを。

こういうと、
「【運】なんかを理由にして、ただの逃げではないか!」という人もいますが、そういう人たちは気学的な運のメカニズムを知らないし、理解しようともしない人たちなので努力不足としか考えられないのでしょう。

でも考えてもみてください。
五輪選手になるには、我々の想像を絶する過酷な練習を長年となく重ね、十分な実力を備えていなければ大舞台になんて立てません。努力不足とは到底言えないほどの苦難を乗り越えてきているはずです。

それなのに、努力が結実し喜びに満ちている人がいれば、想定外の展開に苦しむ人がいるこの違い。
自分の努力以外のことで問題が生じるのですから、これを運と言わずに何と言えるでしょうか


昔から【運も実力のうち】と言ったりします。

スポーツの勝ち負けはもちろん、受験、仕事の成否、人間関係や健康面… ありとあらゆるものが運の影響を受けていて、我々人間はその運通りに人生を歩ませられているわけです。

どんなに努力してきたとしても、その年や時期の運が非常に低下していたり、渡仏した時期や試合日が本人にとって非常に悪いと、思ったように実力が発揮しきれないとか、想定外のハプニングが生じてしまうなどショッキングな流れになることも十分にあるのです。

片や、盛運期で絶好調とか、難の少ない日程で試合が行えた幸運者は実力を十分発揮できたり、中にはいつも以上に活躍できた人もいるかもしれません。
試合日程や対戦相手は自分の努力ではどうにもなりませんし、こればかりは完全な運です。

だからこそ、日頃から自分の運を安定させておくことが結果を残す上で大切なのです。

運を盤石に整えておくことは自分の人生の支えを形成するようなもので、どういった状況においてもプラスに作用します
五輪選手のように大きな勝負などすることがない私たちであっても、日々の生活に運は直結していますし、それが積もって人生に反映していますので、どのような人であっても改運はメリットがあるのです。

特に私は気学で多くの事例を拝見しているため、人は不調の波を絶対に避けられないと痛感しているからこそ、運の後ろ盾があるか否かが人生に大きな差を生むと断言します。

もし、人生で酷く落ち込む経験をしていたら、あまり自分を責め過ぎないでください。
信じられなくても、【運】にその原因の半分を求めたってバチは当たりませんから。

本日もご覧いただきまして有難うございました。


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