事前情報や予備知識を得ることは、多くの場面でプラスに働きます。
学校や会社に入る際にはそこの情報を入念に調べるし、旅行に行く際はその国や地域のことを調べた上で計画を練る人が多いでしょう。
『知らない』より『知っている』ほうが圧倒的に有益だから、人は様々な情報を得ようとします。
それは気学でも同じで、
・子や孫の進学方位はどうか?どの学校が吉方になるか?
・転職したいが、この会社候補の中ならどれが良いか?
・今度旅行に行きたいが、いつなら良いか?
など、気学を有効に活かし、最善な選択を事前に含んだ上で行動している人も多くいます。
しかし、毎回ベストな選択ができるとも限りません。
仮に最善の選択ができなくても、その時期や環境から想定されることを事前に含んでおくことで心構えができ、心理的ダメージを軽減させる役割も気学にはあります。
人生は自分で選択できないことも多々あるため、そうした苦しいときこそ『なぜこうなるのか?』の予備知識を持っていることが自分を守ることにも繋がります。
『知っている』ことが心を守る
先日友人と久々に食事をしたとき、とても感謝されたことがありました。
それは4年前、彼女に転勤の辞令が出たときに部下の問題で苦労することを事前に伝えておいたからです。
新店舗の店長として配属されたわけですが、戦力になるパートさんが家庭の事情で辞めたり、仕事覚えが悪いバイトの子をフォローしても、別のバイトさんから同じ時給で働くことに対してのクレームがきたり…、その店舗で働いた4年間は最初から最後まで部下の問題に悩まされたとのこと。

でも、事前に私から色々聞いていたため、心構えが出来ていたから大変だったけれど何とか持ち堪えられた、聞いておいてよかったと感謝されたのです。
人は誰でも急にショックなことに出くわしたり、苦労に遭遇したら狼狽します。
けれど、この時期に働き始めるのは○○の可能性があるよ、こんな問題が出てくるかもしれないね、と心の準備がしてあれば、本当に問題が勃発しても心の負担が少し和らぐものです。
そして、その環境内で何度も問題に遭遇していると『また来たか…』という心持になり、その対処は大変ですが、どこか冷静に客観的に物事を見られるように変化していくこともあります。
それほど心構えは心理作用に大きく働き、知らないより知っているほうが自分を守れる、プラスになるということになります。
人生は想定外だらけ
人生は、考えつくして選択したことであっても、自分の望んだ通りに進まないことがあります。
・何度も見学に行って入学を決めた学校でも入ってみたらつまらない、友達ができない。
・折角入社したのにパワハラでメンタルをやられた。
このような事例はよくあり、経験されたことのある方もいらっしゃるかもしれません。
多くの人は、表面上の事前情報や予備知識は既に得ています。
しかし、表面上では判らない裏の面=時期や方位の要素まで理解できている人はごく少数。
気学的な予備知識を持っているか否は、結局のところ、その環境で適応していけるか否にも関わってくることから、絶対に知っていたほうが良い予備知識と言えます。

心構えというワンクッションがあるだけで、本当に受けるダメージは変わります。
特に、真面目だったり繊細な人ほど、何とかしてその問題や苦難に対応しなければと頑張るわけですが、それは自分の努力不足から起きているのではなく、その場が問題の起こりやすい自分に合わない環境なのだ!と理解することが必要です。そうしたら、心は潰されずに済みます。
社会の中で生かされている私たちは、自分勝手に思い通りに生きられませんから逆境に置かれることだってあるでしょう。
ただ、『心の準備』ができていると、難しい状況でも対処しやすくなることを含んでおいてほしいと思います。
前述の友人は、4月から2店舗掛け持ちの店長になるとのこと。
また新たな問題で悪戦苦闘の日々でしょうが、きっと乗り越えていくはずです。
ご覧いただきまして有難うございました。