朝、ふと目を覚ますと、2階のお宅から
「ドタドタドタッ… ドンドンッ!! バタバタバタッ…」
と足音が聞こえてきました。
上の方は年配のご婦人で、以前からお孫さんがたまにいらっしゃっているようでしたが、最近はよく元気な足音が聞こえてきます。
「きっとコロナで保育園もお休みだし、娘さんがお仕事に出られないからおばあちゃんに預けているのかな~? どこも大変だな~」
なんて勝手に推測しています。
うちの家族は皆マイペースな人達なので、それぐらいの足音は特別気にもなりません。
でも、それが病気療養中だったり、重要なネット会議中だったり、静かに過ごしたい人からすると穏やかではいられないのかもしれませんね。
実際、隣室の音がうるさいと事件にまで発展しているケースもあるし、当会でも類似したご相談を承ることがあります。
また、子どもが3人いる友人宅は過去に何度か下のお宅から苦情が入ったこともあるそうで、今は一軒家に引越してとても楽になった!と言っていました。
コロナ禍で公園にすら気軽に行けなくなった今、ちびっ子の有り余る元気パワーを自宅内で発散させることは、住居環境や近隣との付き合いを考えると簡単ではなさそうです。
関東一都三県はまだ緊急事態宣言の解除とはなりませんが、一刻も早く落ち着いて、ちびっ子と親御さんと、そして近隣の方がストレスの少ない生活に戻るよう願うばかりです。
心のゆとりって大切
ソーシャルディスタンス(フィジカルディスタンス)が叫ばれるようになり、スーパーのレジ待ちにも1人ひとりの立ち位置がしっかりと印してありますよね。
前の人が進めば後ろの人も進む。
でも、前の人が会計終わりかけで後続者が少しでも進もうとすると、
「まだ終わっちゃいないよっ!下がって!下がって!!」
とキツくおじさんから注意された、とある方が仰っていました。
確かにフライングはよろしくないし十分距離を保つことも重要だけど、もう少し言い方もあるような…。
まぁ、おじさんもコロナに罹るまいと必死だったのかもしれないですね。
ワクチンも無いし、持病がある方はリスクが高いようだし、戦々恐々とするのは無理もないですが、あまりにも敏感になり過ぎて、それによって周囲の人と問題が起こってしまうのでは残念です。
こんな事態だからこそ、みんなが少しずつ思いやりを持てたらもっと気持ちよく暮らせるはずなんですが…。
心に少しは余裕を持って、自粛生活を乗り切りましょう!