自分のことって、わかっているようで全然わかっていないものですねぇ…。
第三者のことなら利害がないし客観的に考えられるから、正鵠を射た冷静な判断が下しやすいもの。
恐らく多くの方でも誰かから相談を受ければ、ある程度は妥当なアドバイスができるでしょう。
でも、それがひとたび自分のことになると、そんな簡単にはいかない難しさがあります。
自分を客観的に判断しているつもりでも、結局は自分主体で考えているし、自分が当事者だから全体像が見えにくく、何を最優先するべきか、何が問題でどこに原因があるのかわかりづらくなっているんです。
他人のことはクリアに見えるのに、自分のことはフィルターがかかって曇って見える…とでも言いましょうか。
やっぱり、どんな人でも多少の「欲」があるので、自分が一番望むように問題を解決していきたいもんです!
でも、果たしてそれが最善策なのか?と言ったら、そうではない可能性も十分ありますよね。
どうしても自分寄りに考えてしまうけれど、全く違う別の方法とか、できれば回避したい方法がベストな選択だったりもしますから。
自分の拘りとか、好き嫌いとか先入観とか、そういったものを取り払って考えることは非常に難易度が高くて容易なことではありません。
が!!実は一番スムーズに問題が解決へ進みやすく、一時は不満を感じても結果的にはそれでよかった!となりやすい。
この、時に自分を譲歩しても全体的に最善な判断を下すことは、安定した生活を目指す上でとても重要な開運要素になります!
自分のことを一番わかっているのも自分だし、一番わかっていないのも自分だったりする!
人って、なんて面白くて厄介なんでしょうね!
まだまだ人生修行の道のりは長そうです(笑)