運の本質

二つの運命原因

運命原因には大きく分けて二つあります。

一つは外部要因である生活環境の良し悪しです。

環境の良し悪しと言うと、山の手の高級住宅地と下町を比較するようなものを
連想するかも知れませんが、そうではありません。
生活を始めた時期の良し悪しでそれぞれの場所に相生相克の調和と不調和が生まれ、
運・不運が生じてくるという自然法則の観点からみた環境の良し悪しです。
これは例外なく全ての人に作用し、結果も明確に出てくるので
評価も活用もしやすい運命原因です。

もう一つは個々の内部要因です。

私たちは何かを選択決断する際、自分では意識しなくても
必ずその人なりのモノの見方や判断基準にしたがい取捨選択しています。
それは通常、価値観や拘り・好き嫌いなどと言っているものです。
これらは過去の経験や境遇により個人差が大きく、
またそれを評価する明確な尺度もないため対応は人により様々ですが、
外部要因とは違った関わり方で運を左右しています。

一過性ではなく永続的な開運にはこの二つが必要ですが、
まずは実質的な開運を司る外部要因の改善が先決です。
これは現在の生活環境を見直し、問題点を正すだけで対策は終了です。
あとは普通の生活をして当たり前の努力を続けるだけで、
自然と物事への巡り合わせ運・出会いの運が好転してくるので、
運を良くしたいという気持ちさえあれば誰にでも開運は可能です。